久々知の妹なんです、私

これは番外編！　【toratora10様リク】 ページ39

〜○○しないと出れない部屋〜


【久々知兵助】


兵助「うん、A。大変なことになったな！」

「なんで嬉しそうなの」

兵助「どれ？指示は･･････？


おんぶしないと出れない部屋？？？おんぶ？」

「うわぁ、懐かしいね！」



兵助「なんだ･･･おんぶかぁ･･････」

「なんで落ち込んでるの、いいじゃん！簡単で！」


･･････俺の気持ちも知らずにぃ！この！ほっぺ引っ張りたい！((

･･････でも、



兵助「ほら、･･････学園に帰ろう？」ニコ

「･･･！うん！」


すると扉は開いた。

なんだかあたたかいな。
どちらもまだ幼かったころの記憶が溢れて少し泣きそうになったけど。


【尾浜勘右衛門】


「えっと･･････手を握らないと出れない部屋ですって！
良かったですね！
簡単ですよ！」

勘右衛門「簡単すぎるのもな―」

「何言ってるんですか、早く出ないと夕食に間に合いませんよ」

勘右衛門「･･････ん」

「何照れてるんですか！これは誰かさんの悪戯ですよ！？
夕食を先！に食べて犯人捕まえましょう！」


勘右衛門「はは、Aらしいなぁ」

「･･････尾浜先輩の手、結構かたいのですね。
団子みたいに柔らかいものだと･･････」

勘右衛門「どんな手だよ、俺の手は」


すると扉は開いた。


差し込んだ光に負けないほど俺らがつないだ手の体温は暖かかったと思う。


【竹谷八左ヱ門】


八左ヱ門「ふぅ、なんだこの部屋。見たことねぇ」

「おそらくそれが当たり前なんですよ･･･あ、書いてる。
ん？

スクワット50回･･････？こういうの嫌」

八左ヱ門「なんか俺だけ得できねぇような内容じゃないか？」

「頑張りましょう！」


しんどいことなのになんの難もなくAはスクワットを始めた。
なんだ早く出たいのか。


そしてなんだかんだ終わったスクワット。


「開いた･･････！やったよ！竹谷先輩！一緒に風呂入りましょう！」

八左ヱ門「良かったな――･･････っては？」


なんか少し得したかも。


※でもこの後兵助に阻止されたので叶いませんでした。


−−−−−

続く→

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