死神も幻想入り

悪魔の妹… 悪魔に思えないbyクジャ ページ4

館の主と名乗ったのは、見た目どう見ても幼女。
レミリア「今失礼な事考えなかった？」
勘がいいようだ。

クジャ「いや？特に」
レミリア「ならいいけど…」

あまり怒らせちゃまずそうだ。
クジャ「では、本題に入ろうか。率直に言うよ。この世界について色々調べたい。そのために此方の図書館を使わせてほしい。」

レミリア「…」

流石にいきなりこんな事言っても承諾してはもらえないよね。
レミリア「いいわよ」

ゑ？
…え?

レミリア「どうかした？」
クジャ「い、いや…僕が言うのも何だけど、そんなあっさり…」
レミリア「じゃあ、条件つけましょう」
しまった…

レミリア「私の妹と遊んで、妹が満足するようなら、この館においてあげるわ」
クジャ「え?それだけでいいのかい？」

条件簡単すぎないかい？なにか裏でも…

フラン「え?私と遊んでくれるの？」
レミリア「ええ、思いっきり遊んでもらいなさい。ただ、殺しちゃダメよ？」
フラン「うん！」

彼女が妹か。僕より年上らしいけど見た目通り幼そうだ。姉妹揃って…
レミリア「なにか言った？」
クジャ「言ってないよ。で、何で遊ぶんだい？」
フラン「弾幕ごっこ！」
弾幕ごっこ？何それおいしいの？

クジャ「どういう遊び？教えてくれないかい?」
フラン「え?知らないの？」

知らないなぁ。
クジャ「そういう意味では君たちが先輩だね。…そういえばまだ名前を聞いてなかったね。僕はクジャ。よろしく」

先輩と言われて機嫌をよくしたらしい。笑顔で名乗ってくれたよ。
フラン「フランドール・スカーレットです！フランって呼んでね、クジャお兄ちゃん♪」

可愛い。

フラン「弾幕ごっこって言うのは…」

妹様説明中…

チルノの説明の数倍はわかりやすい。

クジャ「うーん…ちょっと弾幕を出す練習してもいいかな？」
フラン「うん！フランが教えてあげるね！」
クジャ「ああ、よろしく頼むよ」

咲夜が一瞬鼻血出してたような気がしたけど気のせいだろう。

レミリア「じゃあまず食事にして、夜になったら練習しましょう。皆に声をかけておくわ」

というわけで夜から弾幕の練習開始だね。

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