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くじらが91匹 ページ45

夜も更け、酒を浴びるほど飲んだ大人たちは屍のように眠っていた
父さんも船室に入り、甲板は静かになってしまった

俺は酒瓶や食器などを避けて、毛布をかけ終わり、見張り台の上から海を見ていた
風や海がおめでとう、と囁いてくれてそれに小声でありがとう、と返していると青い鳥が見張り台に飛んできた

「ここにいたのかよい」
『あれ、まだ起きてたんだ』
「まぁ、一応な」

鳥から人間に戻ったマルコは俺のとなりに立った

『…プレゼント、ありがとね。
小刀……今回の仕事の時に折れちゃって』
「…そういえば、仕事の話、聞いてなかったねぇい
報告、今しろよい」

マルコがそういうので、俺は報告という形ではなくあったこと、感じたことをそのまま話した
昔のように

「お前、いつの間に武器に武装させる練習やってたんだよい」

まだ教えてないはずだが?と言われ俺は皆のみて練習した、と答える

『でも、まだまだだから、小刀、おれちゃった』
「…古いモノだからねぇい」
『貰い物だから、大切にしてたつもりなんだけどな』
「……正直、な。お前がまだあの小刀も植物図鑑も使ってくれてたのを知って驚いてる」

あれは昔、俺がお前にやったもんだろ?という
そう、あの二つはどちらともマルコが小さい頃の俺にくれたものだ

「…また、使ってくれよい」
『…うん』
「…A、お誕生日おめでとう」
『…うん、ありがと、マルコ』

少し照れくさいけど、心があったかいのは気のせいではないはず。

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作者名:サンカヨー | 作成日時:2020年1月24日 22時

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