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くじらが58匹 ページ12

ぷくー

擬音を当てるとしたら、そんな音がはいりそうだ
おれはその頬を両手ではさんでやると、頬に貯めていた空気が抜ける
さながらフグだ

『いぞぉー』
「ははっ、どうしたんだよ、そんなにぶすくれて」
『最近ポートガスが父さんに絡んでばっかだから、父さんが暫く近くによるなって……』

むぅ、とまたフグになる弟A
理由がまた可愛らしい。
Aはオヤジが好きだから、風の便りやら今日の出来事をオヤジに話すのが日課(というより癖に近い)だからあのルーキーがオヤジに毎日懲りずに挑むのが面白くないらしい

「なんだ、Aはお兄様には構ってくれないのか?」

ふざけた調子でそう言えばむぎゅり、とすなおに抱きつくAの頭を軽く撫でてやった

バキッザバン!!


ほとんど毎日なり続けるその音の方を向けば、またルーキーがオヤジに叩き落とされたらしい
近くにいたサッチとビスタもその様子を見ていた

「毎日毎日、飽きもせず……」
「毎日毎日、たいした根性だなあいつ」
『もはやあれ、執念では?』
「引き上げるあいつも大変だねぇ…」

と、四人でこんな話をする
おれのいうあいつ、というのはルーキー海賊団の魚人、ウォレス…といったか
ナミュールが同じ魚人がいて少し喜んでいたのが記憶に新しい

「さて、俺飯作りに行ってくるわ」
『今日のご飯なにー?』
「喜べ、いい肉が入ったからな。それでうまい飯作ってやる」
『わーい』

わしゃわしゃと、Aの髪をグシャグシャに撫で去っていくサッチ

「あーあ、髪ぐしゃぐしゃにしやがって…おいで、Aおれが直してやる」
『わーい!』
「本当にイゾウはAの髪をいじるのが好きだな」
『俺も髪いじってもらうの好きー!だから髪の毛少し伸ばしてるんだよー!』

なんて、嬉しいことをいう弟
こういう素直なところが可愛らしい

「ほぉ、ならもう少し伸ばしていつかおれみたいな髪型にしてやろうか」
『それどのくらいかかるのさー』

なんて、ルーキーといういつもとは違うのもいるがおれたちはいつも通りだ。
いつも通りのこの日常が俺はすきだ

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作者名:サンカヨー | 作成日時:2020年1月24日 22時

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