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冒険の書2冊目 ページ4

向かった先にあったのは、小さな学校のようなものだった。

そこに大勢の船員が群がっていた。


貴「何をしている!」


私が大声で聞くと、1人の船員が答えた。


船員「よお、副船長。いやあ、ね、此処にはガキがいっぱいいるもんだから

さらおうとしたらねえ、中に4人の余所者がいて、そいつらがガキを守ってるもんだから

手こずってるとこなんですわ。」


貴「・・・どけっ!」


私は船員をかき分け学校の中へ向かった。

そこにいたのは、怯える子供達をかばいながら戦う、ボロボロの4人の男だった。

相当強いらしい。

ウチの船員では歯が立たず、どんどん倒していった。

しかし、数が多すぎる。

疲労も大分溜まっているだろう。 顔から見てとれる。

多すぎる人数に少しずつ圧されつつあったが、4人の男達は諦める素振りなど見せなかった。


船員「あっ!!副船長だ!!」


船員の1人が私の存在に気づき、周りの奴等も騒ぎ始めた。

船員達は私をどんどん前に押し出した。

私にこの男達を倒せということだろう。

どうしよう・・・

いっそこのまま裏切って船員達と戦うか。

いや、人数が多すぎる。

私がわざと負ければ船員達も諦めるだろうか。

でも、痛いのは嫌だな。

そんなことを考えていると、背後でどよめき声があがった。

振り返るとそこには船長が立っていた。

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Ruina - 過去編すごく意味深い!これからも更新頑張ってください! (2018年9月5日 17時) (レス) id: 4f718e1884 (このIDを非表示/違反報告)
ありす - うわー!めっちゃ続き気になるー!面白いです!! (2018年2月23日 17時) (レス) id: 80a388aab0 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - おもしろいーー!! (2017年8月24日 17時) (レス) id: 0f5fa8bb5a (このIDを非表示/違反報告)
孤黒 - (;_;)あ、あれ?め、目から塩水が、、、過去編ヤバかったです。(語彙力これからも応援しています。 (2017年8月17日 1時) (レス) id: 2a7062127e (このIDを非表示/違反報告)
manari(プロフ) - コメント失礼します!!めっちゃ感動しました…(泣)世界観も好きです!これからも頑張って下さい!! (2017年8月15日 16時) (レス) id: b97d9f2d41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百合花日和 | 作成日時:2017年7月28日 20時

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