鬼人物語【転スラ】 (ページ6)

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私は… ページ6

【前回のあらすじ】
リムル「それより俺が気になっているのはそのフードなんだけど…とらないのか？」

葵『フード？あぁ、これは失礼しました。今すぐとりますね』

そう言い私はフードを取る。フードをっとったため素顔はさっきと比べはっきりとした。
私の姿にリムルと大鬼族(オーガ)は驚いた。

リムル「お前、鬼人(きじん)だったのか？」

A『ま、まぁ…元は大鬼族(オーガ)なんだけど…』

リムル(え”っ…鬼人(きじん)と大鬼族(オーガ)って別じゃないのか？！)

大賢者(はい。鬼人(きじん)とは大鬼族(オーガ)が進化した姿で身体はひとまわり小さくなりますが、
　体内の魔素量ははるかに増加します)

A『リムルさん？』

リムル「あぁ…えっと、Aの出身はどこなの？」

A『魔導王朝サリオンからちょっと離れた所に私の村があったんだけど今はもう無いかな』

リムル「今はないっていったいどうゆう事だ？」

A『私の村は人が町と比べたら全然少ない人数なんだけど、その村がファルムス王国の
　軍の人たちに村を壊滅させられてなくなっちゃったんだけど私の兄は未来が見えたらしくて
　そん時に言ってくれたの』

【回想シーン】
Aの兄「A…お前だけでもいいから逃げるんだ…」

A『…そんなこと言わないでよ……お兄ちゃんが死ぬぐらいなら私も死んだほうがましだもん！』

Aの兄「馬鹿な事…言うな……俺はお前に……生きてほしいんだよ…だからお前だけでもこの村から……」

A『そんなこと言われても困るよ…宛てだってないし…』

Aの兄「宛てはある…ジュラの森に行け…ジュラの森に行けば…きっと…良いことがある…はず…………」

A『お兄ちゃん？お兄ちゃん！しっかりして！私を一人にしないでよ！！』

自分の過去を話しているうちに気が付けば私は涙目になっていた。

リムル「…悪いな、過去を思い出させて。別に沿いゆう事をさせたくてしたんじゃ…」

A『いいの、お兄ちゃんみたいな人は珍しいの。でも、本当はお兄ちゃん村にいちゃいけないの…』

リムル「どうゆう事だ？」

A『私の村にはおきてがあってしかも私の村を作ったのはファルムス王国の人が作った村だから、
　当然創設者の命令は絶対に聞けみたいな感じだったから』

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続きはまた今度に…ｂｙA