crazypartyの復讐《文スト》《SERVAMP 》

シオンが１３輪 ページ15

翌日。



目を覚ました私は、起きて直ぐに彼へと電話をかけた。


『お久し振りです、椿さん。』


《やぁシオン、そっちは順調に進んでいるかい？》


電話口から聞こえる大切な人の声に、私は思わず微笑んでしまう。



『えぇ、此方の仕掛けた遊戯にはまだ気付いていません。必ずや成功させてみせましょう、貴方の野望への道程を。』


《よろしくねシオン………ところで、今日桜哉との仕事が終わったら、会いにいっても良いかい？》


『えぇっ！？そんな、椿さんから来て頂く必要など………！ならば私が………！』
　

《良いんだよ、君は僕に謙虚すぎる。それじゃあね、シオン。》


ﾌﾞﾂｯと通話が切られると、私は不思議と上がっていた口角を戻す。



椿さんが来てくれるだなんて…………楽しみだなぁ……………。

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