＊３１＊クリスマス短編 ページ31
貴方side
貴「照紀の馬鹿ぁぁぁ！!」
久「はづきのほうが馬鹿だ！!」
貴「ーっ！もう知らない！」
ﾊﾞﾝｯ
私は、勢いよく飛び出し、あてもなく走り続けた。
ことの発端は、約一時間前
貴「えぇー！照紀、今日予定あるの!?クリスマスだよ！??」
久「ごめん！外せなくて…」
貴「そんなぁ……今日、一緒に出掛けようと思ってたのに…」
久「ごめんって！」
貴「……忙しいのは知ってるけど、そんなにダメ?」
久「うん…クリスマスデートは、また来年だね…」
貴「そんなにダメ?」
久「ダメ！」
貴「むっ…じゃあいいもん!創真と行くから！!」
久「ﾋﾟｸｯ 誰？創真って」
貴「ﾋﾞｸｯ」
あれ？なんか、声のトーンが低くなってません？
いや、嘘だよ？創真と行くって。うん。
あれ？もしやこれは…
ヤバイ感じか
そして今、私は、何処か分からない、公園に来ています。
貴「やば、ケータイ持ってきてないから、どこにいるか全くわからん…」
ま、いいや←
ここで時間を潰そう。
貴「照紀なんか、もう知らん！」
照紀side
久「…ﾊｧまさか出ていくとは…」
仕事が入ってしまったのは、悪いと思ったけど、はづきもはづきだ！
久「もういいや！仕事いこ！」
……
仕事には来たものの、頭がぜんぜん働かない。
はづきは何をしているのか。どこまで行ってしまったのか。
久「ﾊｧ」
店「照紀シェフ、今日は、ありがとうございました！もう大丈夫です。」
久「そっすか！じゃ、お疲れさまで〜す！」
思ったより早く終わったため、一旦家に帰る…
が、はづきがいない。
まだ帰ってきていないのか？
雪はふってないとはいえ、外は、今は凄い寒いはず……
嫌な予感が浮かんだ。
久「っ！」
俺は、人目なんか気にもせず、ただただ走った。
ついた先は…公園。
そのなかで、複数の男にかこまれている、はづきがいた。
貴方side
ベンチに腰かけた私は、ふと、さっきのの出来事を思い出した。
途端に、ひどい羞恥心に襲われる。
一人、うずくまっていると、ふいに、目の前に３〜４人ほどの男の人が、わたしの前に来て、こう言った。
男「なぁ、一人なら俺たちとどっか行こうぜ。」
……ナンパ?おぉ、これがナンパか…初めてあったわ←
こんな状況なのに、冷静な自分もいた。
すると、一人の男性が私の手をつかみ、強引に引っ張った。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
ラッキーパートナー
久我 照紀
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ゆきこ(プロフ) - 面白いです！！！更新頑張ってください！！ (2017年11月19日 1時) (
レス) id: e5cd4b3def (このIDを非表示/違反報告)
妖華 - 凄く面白かったです！更新頑張ってください！ (2017年10月20日 0時) (レス) id: d91252218e (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - すっごい面白いです！久我君カッコいいですね！ (2016年8月28日 3時) (レス) id: 17c4b817b8 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - とっても、面白いです！ 更新頑張ってください！！ (2016年2月13日 17時) (レス) id: 44c370bbff (このIDを非表示/違反報告)
コン - ついに5000hit達成！!読んでくださった皆様、ありがとうございました。m(__)m (2015年12月22日 12時) (レス) id: f494686c69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コン | 作成日時：2015年10月12日 0時
