29.ただ愛されたかっただけなのに ページ36
『グルッペン、俺、一人で家に戻る。母さんにもけりをつけてくる。もう、自分自身を突き通すって。そして、トントンとゾムと話す。…父さんはよくわからない。なにを考えてるのか。だから、後々考えて行動する。』
gr「あぁ、お前の決めた道を貫いてこいよ！」
わかってるって、
『もちろんさ。』
はぁ、着いた。
…といっても恐怖がある。
母さんとちゃんと話せるか。
いや、覚悟を決めたんだ。
『…ただいま。』
どうやら、トントンとゾムはそとにいるらしいグルッペン情報だともう少しで帰ってくるとか
リビングにいくと母さんがいた。
母「…消えたんじゃなかったの？」
『母さん、俺は決めた。これから、母さんのいうことには従わない。自分のやりたいように生きていく。』
すると、母さんはすごい形相で、俺を見つめた後、キッチンへ向かった。
母「あなたが、そんな馬鹿だとは思わなかったわ。私のいうことを聞けばよかったものの。最後まで、親不孝なのね。なんで、しのがいなくなって、あんたは生きてるのかしら。あんたが、しのの代わりにﾀﾋねばよかったのよ！！！！」
そういって、俺に包丁を持って走ってきた。
あぁ、こうなるのはわかっていたのに、なぜ立ち向かったんだろう。
でも、ここまでとはな
俺は、ただ今までの人生で
『あなたに、親に、家族に愛されたかっただけなのに…』
そういい目をつぶって待っても衝撃はこなかったその代わり、
「ｳｯァ゛」
と父の声が聴こえた。目を開けると父が倒れていた。
『は…？父…さん、なんで…？』
母「あなた！？」
tn/zm「A！！」
『トントン！ゾム！父さんが！』
zm「母さんがしたんか…？どういうこと…なん…」
tn「とりあえず、警察と救急を！」
トントンは冷静に判断してすごいな…
母「これもよ！あんたがいなければこうはならなかったのに！」
zm「いいかげん、Aに責任転換やめろや！！それでもお前はAの親なんか！自分の娘を殺そうとして最悪や！」
そういって、ゾムは母さんを行動不能にするために縄で拘束した。
『父さん！しっかりして！』
俺らは父さんの近くへ駆け寄った。
父「豚平、希、そしてA…今まで、父らしいことが…できなく…て、すまなかっ…た。特に…A。いつも、どうにか…助けてあげられないか、考えていたが、なにもできなかった。」
「俺は…子供が、苦手だった…。だから、…なにをしてあげればいいのか、わからなくて…」
30.俺らと兄弟をやり直しませんか→←28.本当にしたいこと
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 331人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぬぬか - 完結‼︎感動しました！(￣∀￣)この作品神 (2023年1月29日 12時) (
レス) id: 6a6324a65b (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - 自分も体育祭とテスト期間重なるんです一緒に頑張りましょう 更新頑張ってください！ (2022年5月14日 21時) (レス) @page21 id: 1bc5e28aef (このIDを非表示/違反報告)
悩み相談所極夜(プロフ) - this novel is a divine work. (2022年5月13日 8時) (レス) @page22 id: 9f75da2528 (このIDを非表示/違反報告)
夕焼けの家路 - うわぁ…好き。更新頑張ってください‼︎ (2022年4月8日 22時) (レス) @page10 id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
腐ったみかん(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってくださいね！楽しみにしてます！ (2022年3月2日 16時) (レス) @page2 id: 863d61b755 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：湊 | 作成日時：2022年2月27日 23時
