15.続き ページ20
os「俺じゃ嫌やった？」
『ううん。嫌じゃない。でも、見ず知らずの私になんでそこまでしてくれるの？』
os「なんでやろね、君が消えてしまいそうな気がしためう。」
『…そっか。』
そういって、遠い目をしていた。
『ねぇ、オスマンくん。私はこれでよかったのかな。』
os「…わからないめう。君が望むことならいいんじゃないの。」
俺に言えることはない。
俺はまだ幼かったからどの判断が正しいのかわからない。
『じゃあ、オスマンくん。任せていいかな？一日だけ、側にいて教えてくれない？』
os「いいめう！」
俺はちょうど親が出張で居なかったため、Aをうちへ迎え、男の子らしい口調やいろんなことを教えた。そして、次の日になった
「明日もここへ来てくれんか？結果しりたいめう。」
『了解しました！ありがとな。俺に教えてくれて』
俺はこの判断は正しかっただろうか。
この子は最初より、個性を失って、嘘で固められたような感じで…
けど、俺にできることはこれしかなかった。
また次の日
彼女は来てくれた。
でも、なんとも言えないような表情をしていた。
os「また、怒られた…？」
『ううん。親は喜んでた。偉いってほめてくれた。けど、これでよかったのかな？ﾊﾊｯ、わからないんだ。兄弟たちは喜んではくれなかった。Aが嘘で固められた、壊れてしまった、女の子らしい可愛らしさが失くなっちゃった、俺のせいだ。って、なぜか自分をせめてた。そしたら、俺何が正解だったのかなぁ…わかんないやﾊﾊｯ』
と、焦点が合わないような目で自傷的に笑った
os「ごめんなぁ、ごめん。」
と俺はAを抱きしめることしかできなかった。
それから、だんだんと兄弟仲も悪くなっていったらしい。親も仲良くするなといっているらしい。
俺は彼女に何をしてあげられたのだろうか
--現在--
os「俺は今になっても何をすればよかったのか、正解だったのかわかんない。けど、俺が教えられることはここまでめう。だから、兄さんに家族のことについて話してるんやないかな。」
ut「…だから、男の子っぽくなったんやな。」
os「めう。そして、俺の勘なんやけど、兄弟に秘密がある気がする。」
kn「優才…ゾムとトントンしかいなくないかぁ？」
ht「Aはトントンと似てるけどゾムにもにてるよね…」
os「あの二人が兄弟なんかな…」
syp「でも、よく違うよって言いますよね。」
os「…まぁ、今考えてもしゃーないよな。よし！部活するめう！」
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ぬぬか - 完結‼︎感動しました！(￣∀￣)この作品神 (2023年1月29日 12時) (
レス) id: 6a6324a65b (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - 自分も体育祭とテスト期間重なるんです一緒に頑張りましょう 更新頑張ってください！ (2022年5月14日 21時) (レス) @page21 id: 1bc5e28aef (このIDを非表示/違反報告)
悩み相談所極夜(プロフ) - this novel is a divine work. (2022年5月13日 8時) (レス) @page22 id: 9f75da2528 (このIDを非表示/違反報告)
夕焼けの家路 - うわぁ…好き。更新頑張ってください‼︎ (2022年4月8日 22時) (レス) @page10 id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
腐ったみかん(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってくださいね！楽しみにしてます！ (2022年3月2日 16時) (レス) @page2 id: 863d61b755 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊 | 作成日時：2022年2月27日 23時
