【銀魂】無垢な少女は… (ページ6)

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「どうもー万事屋銀ちゃんでーす」

絵梨衣「(帰ってもらっていいですか？)」

銀時「待って待って！？マジで待って！金ないと困るんだよ！！」

絵梨衣(「じゃあお金は出すから帰って(´･･`)」)

銀時「んな事したら後でてめーの上司に何言われるか分かったもんじゃねぇ」

玄関での攻防戦。
絵梨衣は意地でも万事屋"坂田銀時"を追い出したかった

絵梨衣(「死んだ魚みたいな目した人に絵梨衣の時間邪魔されたくない|ω･`)」)

銀時「俺ら今日初対面だよね！？」

初対面とは思えない塩対応に驚きを隠せない銀時。何故かため息をついた

銀時「安心しな。俺以外にもあんたと歳近い従業員連れてきてるから、お試しとして1時間は居させてくれ」

絵梨衣「(勝手に書類とか漁らないでね)」

そう銀時に返して自室に案内した。
しかし銀時は玄関から動かないまま立ち止まってる

絵梨衣「(何？帰りたくなった？)」

銀時「いやそうじゃなくて…実はな、犬がいるんだよ」

絵梨衣(「入れればいい。問題はない」)

銀時「ただの犬じゃないんだよ」

銀時が何を言っているのかさっぱり分からない絵梨衣。しかしその答えはすぐに分かった

カプッ

絵梨衣が想像していたのは中型犬とかそれくらいの無難な犬。
しかし目の前にいるのは大型犬より大きい巨大犬…もしかしたらそれ以上かもしれない犬。

分かることは絵梨衣が見た中では一番大きい犬

銀時「…ほら、ただの犬じゃないだろ？」

絵梨衣(「大丈夫(´・ω・)？」)

銀時「食われてて見えねぇが手当てしてくれると嬉しいなー」

❀-❀-❀-❀-❀

「すみません…手当てしてもらっちゃって」

絵梨衣(「絵梨衣は怪我人を放置するほど人でなしじゃないから(* - ω - )b」)

「いや絶対その表情可笑しいですよね！？」

絵梨衣(「…誰(´・ω・)？」)

出血が酷かった銀時をとりあえず手当てするため自室に案内し、包帯を巻いた。

銀時を噛んだ犬は絵梨衣の部屋からも見える庭に連れていった。
今は飼い主と思われる女の子と遊んでいる

そしてさりげなく一緒にいたメガネに問いかけた。

新八「名乗りもせずすみません、僕志村新八です。」

銀時「うちで働いてるメガネだ」

新八「メガネじゃねーよ！？」

絵梨衣(「よろしくメガネ」)

新八「メガネじゃないですって！？」