【HUNTER×HUNTER】雷神少女4 (ページ12)

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159戦ページ12

それから数時間___________

ロクハラタウンが見える場所まで到達した

「…お待ちしておりました」

クーナ
「あなたがアリーゼですか？」

アリーゼ
「はい…！そ…そう！あたしがアリーゼ！」

礼儀正しい良い子かと思われたが急に口調が変わったアリーゼという少女
彼女もアンドロイドである

アリーゼ
「…もしかして…聖王？」

聖王というワードを聞いただけで武器をかまえようとするクーナとマチ
戦闘態勢に入ろうとする2人を落ち着かせるアイディ

アイディ
「待って待って！聖王のこと知ってる人がみんな敵って訳じゃないんだから……あの、アリーゼはどうして聖王のことを知ってるの？」

アリーゼ
「あ……話せば長くなるから、あたしの家まで案内するわよ、です」

＊

アリーゼに案内されてロクハラタウンにあるアリーゼの家にお邪魔する三人

アリーゼ
「まず…アンドロイドには基本的な機能しかない量産型と、あたしみたいに自分の意思がある個別型の2つに別れてて…個別型のごく一部には実在した人物をモデルにして作られてるの…です」

クーナ
「それで、あなたのモデルになったのが聖王というわけですか？」

アリーゼ
「そう。しかもあたし達の心臓の役割を果たしているのは創世器と同じ素材…聖王がいなかったらあたし達アンドロイドは生まれなかった訳だから、この街では聖王なんて神様みたいなものよ」

アイディ
「だからさっきから街の人に見られてたのかな…？」

ここに来るまでの間に街の人に視線を向けられていたことにアイディは気づいていた

マチ
「それより…例の通信機はできてるの？」

アリーゼ
「それはもう完成してる。ちょっと取りに行ってくるから」

と言ってアリーゼは席を外す。待っている間にアイディはある提案をする

アイディ
「もう遅いから、この街で宿を取って明日出ない？」

クーナ
「そうですね。せっかくですから」

先程まで警戒していた2人もこの街で1泊することに賛成したのだった

アリーゼ
「お待たせ…です。要望通り通信機能の強化と耳に付ける小型通信機も常備。本体は携帯よりデカいけど機能は豊富だから」

アイディ
「すごーい！写真も撮れる！」

アイディが喜んでいる姿をみてとりあえずいいんじゃないかと安心する2人だった

＊通信機はPSO2オラクルでマトイが使っていた物の黄、ピンク、青の色違いお揃いです