支える side太刀川 ページ39
退院からそんな経ってねぇのにいきなり走り出した一宮ちゃんは案の定二宮の元に行ってた
二宮は分かりやすいからな行動が主に
二宮に振られた一宮ちゃんはその場を突っ立ったまま
貴「・・・」
ため息ばかりつくようになった
出水や唯我、国近がどんなに盛り上げようとしても
貴「大丈夫だよ3人とも、全然気にしてないよ！」
そう言って隊室を去っていく
3人はそれでも一宮ちゃんを気にしているわけだ
出「気にするなって言ってもよ」
国「ココ最近、ずっとため息しかついてないもん」
二宮に避けられるようになってからこの調子
弟子の影浦からは
影『あの人何かあったのかよ
とてもじゃねえけど悲しいって感情がまとわりついてんぞ』
俺達からしてみても一宮ちゃんが落ち込んでいるのはわかる
けど、あんなに怖がって逃げていた人が避けられるとなるとこんなになるんだな
「い〜ちみや〜ちゃーん、あーそーぼ！」
貴「太刀川君と遊ばないよ」
俺は一宮ちゃんの隣に座って
「一宮ちゃん、二宮のことまだ思ってるの？」
そういうと少し切なそうにする
ここの所毎日二宮の話をすると嬉しそうに語っていたから
貴「二宮君ってね、器用そうに見えて実は不器用なんだよね
射手1位だし、なんでもそつなくやるのにね」
本人も最近は自然と二宮を追いかけてしまっているらしい
もしかして？
「一宮ちゃんは二宮が誰かと付き合ってたらどうする？」
すんごい驚いた顔してるwww
これは探りみたいなもんだ
もしこれが恋であれば
貴「うーん、付き合ったら付き合ったで応援はするよ！」
そう言うけど、絶対違うなって思ったから本当の事を追求した
貴「本当の事言うと嫌だよ？
私は確かに二宮君のことそんなに知らないよ
よく知っているとしたら太刀川君くらいだもん
けど、二宮君が誰かと付き合ってたりしたら正直嫉妬しそうだもん
何言ってるんだろうね」
あーなるほど何方も両片想いだったってことだな
それなら2人を支えるしかないな
「一宮ちゃん、一緒に二宮の所へ行こうぜ！」
貴「へ？」
俺は一宮ちゃんの腕を掴んで急いで二宮の所へ行った
大丈夫、俺がいつだって支えてやるんだから
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猫 - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ好きです。プロフィールの絵がすごく好きです (8月25日 18時) (
レス) id: e376bcfc27 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - サイドエフェクトで相手の時を止めれるから少しチートなんじゃないかなと思たので (2022年5月2日 16時) (レス) id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - サイドエフェクトで相手の時を止めれるから少しチートなんじゃないかなと思たので (2022年5月2日 15時) (レス) id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
まんじゅうDX - ゼロラクさん» ？どゆことですか？？ (2022年5月1日 21時) (レス) @page3 id: b43443e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - 主人公ちゃんチート (2022年5月1日 8時) (レス) @page2 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミクリン | 作成日時：2022年4月27日 0時
