私の気持ち (ページ24)

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リベンジという名の side二宮ページ24

ア【100本勝負終了結果100対99、二宮勝利】

どちらかが100本取ったらの勝ちの簡単なゲーム
それに俺は勝った
前回負けた相手にリベンジ出来た

貴「・・・」

本人はブースを出て自分の勝利数と敗北数を見ていた
俺もブースに出るが周りはこちらを見ているが誰も何も言ってこなかった
俺は黒咲の元に近づいた
それに気づいたのか黒咲から笑みがこぼれた

貴「負けちゃいましたね
また、頑張って二宮さんに追いつかないとですね」

あの頃の笑みだった
俺が1番見たかったあの笑みをもう一度見ることが出来た
周りは黒咲自信が手を抜いたんだろうと陰口を言うが彼女は至って本気だった
そうでなければ最後の一手で

貴『私は悪役でも何でもない、ただ、二宮さんと同じ土俵に立ちたいだけだ！』

あの時背後からのギムレットを避けていなければ俺は負けていたのだろう
一手の差とは言えど俺は彼女に勝った

「俺が射手1位に戻ったんだ
黒咲は悪役でも何でもない、ただの好敵手だ」
貴「二宮さん」

俺は黒咲の腕を掴み屋上へと連れた

条件が適用するために