16日目 ページ19
銀時side
Aの話を聞いていてまさかとは思ったけど彼方が居たのは予想外だ
まぁ確かに彼方はAが来る前まで俺達と一緒に居たな
あまりにもベタベタくっついてきたけど
攘夷戦争じゃ名前何て載ってなかったし、避難所の方に書いてあったくらいしかねぇもんな
(桂に見せてもらった)
新八
「銀さん、彼方さんが本当にあんなことしますかね」
まぁ、新八や神楽にとってはあり得ないことだって思うだろう
神楽も若干疑心暗鬼になりつつあるし
「いっちょ、またあんときのアフロと同じ作戦で行きますか」
Aside
銀に頼んだとはいえ今いる真選組に伝えられそうな人は居るかしら?
屯所に向かう途中に何かモフモフが見えた
「あ、斎藤隊長?」
オレンジ色のアフロだったので声をかけてみたら当たっていた
声には出さないが仕草で大体理解した
丁度見廻りをしていたとジェスチャーで言っていたのでこの人なら伝えても大丈夫じゃないかなと
斎藤さんに銀に話した内容を言うと相槌をしだした
こればかりは私も理解が出来なかった
とりあえず屯所に戻り、斎藤さんの部屋に入る
紙に『やっぱりそんな感じがした』と記述していた
彼方がどういう人間かわからないから色々調べていたという
実際調べたのは本人じゃなく山崎さんに頼んだという
だいたい知っているのは山崎さんくらいだからそこに行くと良いと言われたのでお礼をしたあと山崎さんを探した
丁度ミントンの素振りをしてる山崎さんを見かけたので声をかけてみた
「山崎さん」
山崎さんも振り替えって話を聞いてもらおうと
けど彼方の話をしたらいきなり知らないと言い張り何処かへ行ってしまった
彼「お疲れさんだね
あんたを庇う人なんか居やしないのに」
後ろから彼方の声がした
彼方の表情は不気味だった
彼「山崎さんは私の事を隠してくれるのよ
あんたより長く居るのは私なの
信頼も私の方が上なの」
「でも、ひ、土方さんや沖田さんには信頼も無いけど」
反論したのが間違いだったのか彼方にお腹を強く蹴られた
同じ所を何回も蹴られ竹刀で頭を叩かれたりで意識が遠退きそうになった
ストレス発散出来たのかいつの間にか彼方は居なくなっていた
私は起き上がろうにも全身に痛みが走り起き上がれなかった
意識が朦朧するなか瞳に映ったのは
?「・・・」
そこで私の意識が無くなった
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作者名:ミクリン | 作成日時:2019年3月4日 13時