一緒に居られなくてごめんねお兄ちゃん

兄の気持ち ページ6

Aが居なくなってから何もかもやる気が出なかった
呪術師を殺してもなんの楽しみも味わえん
Aはいつものように笑って俺の帰りを待っていた
帰ってくると嬉しそうに俺に抱きついてくる
妹以外にやられたら殺すがそうじゃなきゃ何もせん

貴『兄上！今日は何人の呪術師を倒したの？』

愉快な顔で俺の元へと駆け寄るA
多数と答えるとAは飛び跳ねながらと俺を褒めていた
Aにとって俺は最強の兄上だと
そんな妹を俺は愛いていた
人なんぞ興味の無かった俺が妹に対してこれ程の愛を持つとはな
しかし、隣に居たはずの妹が突然姿を消してしまった
今も裏梅と共に探しているが見つからん



















どこに居るのだ、妹よ

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