姉は弟を愛するのは当たり前

お前は誰だよ※オリジナル ページ34

虎杖side

呪霊討伐が終わったあとから姉ちゃんの様子がおかしい


「姉ちゃん、釘崎が探してたよ」

前貴『あらそう、釘崎ちゃんね行っくるわ』

おかしい、本来なら釘崎の事名前で呼ぶのに名字で呼ぶなんて

伏「おい、虎杖お前の姉どうなってるんだ」

伏黒から姉ちゃんがいきなり宿儺の事に関して何か言ってきたらしい


前貴『伏黒君さ、やけに宿儺に気に入られてるね
でもさ、宿儺を祓うものなら私も容赦しないからね』

伏「・・・」


マジ、姉ちゃんどうしたんだよ

あんなこと言うようなやつじゃねぇのに


「姉ちゃん、色々なんかやめよ？」

勇気を振り絞って姉ちゃんに注意したら

前貴『何で、お前に言われなきゃなんないのよ』(睨)

凍てつくような目で見る姉ちゃんに俺はゾッとした

普段姉ちゃんがやらないはずの目で

前貴『はぁーウザったいわね
とりあえずどっかに行って虎杖』

聞き間違いじゃない、姉ちゃんじゃない

姉ちゃんなら俺の名前を呼ぶ


「お前、誰だよ
姉ちゃんを返せ！」

俺が偽の姉ちゃんの前で怒鳴ると

前貴『あー、うるさい小僧ね
私に刃向かうつもりかしら？』

突然、笑い出すソイツは何とも言い難い感じだ

伏「おい、虎杖1度ここから出ろ！」

伏黒が俺を引っ張り出し部屋から脱出し、その部屋に札をつけた

「サンキュー伏黒
とはいえ、姉ちゃんどうしちまったんだよ」

なんで姉ちゃんがあんなんなったんだろう

伏黒にはとりあえず五条先生が来るまで中に居る姉ちゃんを抑えなければならない

そういや


家『多分、Aは前世の頃
相当な呪力量を持っていたんだと思うの
それが今、復活しようとしてるんだと思う』


姉ちゃんもしかして前世の力が来てるってこと？

だとしてもあれが姉ちゃんじゃないなら一体

五「おっまたー」

余裕ある足取りで来る五条先生は部屋の前に立って

五「ここから先は僕が行くから2人はそこで待ってて」

と言って部屋の中に

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