あの頃の記憶※オリジナル ページ27
Aside
前世の記憶、よーく覚えてる
私が8つの時に宿儺が生まれた
両親もそうだけど他の人誰一人として彼を愛さなかった
私は生まれてきてくれたことに感謝しつつも沢山の愛情を注ぎたいと
そう思って彼を愛し続けた
その結果、宿儺は私に対して甘えるようになった
でも、弟を消すためなら手段を選ばなかった両親は私が任務で居ない間に他の呪術師を雇って消そうとしたりご飯に毒物を忍ばせたりと
私に『離れろ』や『殺せ』なんて他人任せだった奴らが身勝手な考えで宿儺を奪おうと
実際私の手で使用人を何人か消していることもあった
なぜ、宿儺を拒むのだろうか
私は宿儺を愛している
だから大切なの、大切な弟だから
それは悠仁も変わらない
あの時だって宿儺が心臓取っちゃったって言うのもあるけどそもそもにして悠仁を手っ取り早く消すための任務
五条先生をわざと出張させてその間に消そうというこんたんが腹立たしかった
「あ、次体術の練習」
今私は、木の上で休んでいたんだ
つい気持ち良くてうたた寝しちゃった
あれからずっと考えていた
私への意見はなかったのだろうか?
今世は虎杖悠仁の姉だ
私にだって反対の意見を言わせる権利はあったはずでは?
五条先生がどんどん進めちゃってたからあんまり考えはいなかったが今思うと不思議でしかない
はぁーウザっ
生きてる事は良い事だけどいざさ、大切な人が死ぬのは嫌だな
私が死んだ時宿儺も死んだと思っていたら実は別の所に出掛けてたみたいだったし
8つの鳥居に着いて出来事見てた時も8つ目だけが興味深いなって
昔に比べてもあんまり変わらないかな
虎「姉ーちゃーん、五条先生がスイーツ買ってきてくれたから食おうぜ!」
それに悠仁が笑って生きてるし宿儺にもまた会えたから良いかなって
前世の姉ちゃんに対して※オリジナル→←ミニ話 ご都合呪術で前世の夢主に
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ゆうな - すごい面白かったです (2022年12月28日 19時) (レス) @page38 id: ba0e481756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミクリン | 作成日時:2021年4月6日 14時