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そこからは悠仁と宿儺に任せて硝子には席を外してもらった
何時間かけても彼女は目を覚まさなかった
何処まで続いているんだろうか
Aside
もう何度目だろうか
私の前で弟達が消されていくのを見るのは
もう辛くなっちゃったよ
私もあの世に行こうかしら
楽に死のうかしら
??『〜』
なにか聞こえる?
??『〜〜!』
誰かが呼んでいる?
??『姉ちゃん/姉上』
私を呼んでいる?
??『帰ってきてよ/こい』
あー、私呼ばれてるんだ
虎&宿『姉ちゃん!/姉上!』
大好きな弟達に
「は!」
虎「姉ちゃん!」
目を覚ますと居たのは医務室
私を抱きしめる悠仁と悠仁の頬からガン見してる宿儺
状況整理の前に
虎&宿「お帰り姉ちゃん/姉上」
弟2人は泣いていた
普段泣かなかった宿儺が泣くなんて
それでも良かった
弟がちゃんとここに居る
「ただいま2人とも」
あの後私はあの任務から3週間くらい寝てたという
それほど長い間魘されていたんだ
今は隣に弟は居るけどいつか居なくなるのかな
そうなりたくないけど、もしそうなら今のうちにいられる時間、目いっぱい使わなきゃ
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ゆうな - すごい面白かったです (2022年12月28日 19時) (レス) @page38 id: ba0e481756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミクリン | 作成日時:2021年4月6日 14時