こんな奴を好きになるなんて (ページ2)

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第1試合ページ2

一歩side

ジムに通い始めてからふと思ったことがあった

鴨「そのまま踏込みじゃA」

貴「はいよ」

会長にスパーを受けてもらってる彼女

男ばかりの中に彼女だけ

「木村さん、青木さん」

木「どうした？」

「何故男ばかりの中に彼女が居るんですか？」

青「一歩知らねぇのか？」

青木さんから彼女は鴨川会長のお孫さんと

鷹村さんよりも長くいる人

女性でありながら鋭いパンチ

会長の攻撃を華麗に避ける彼女は僕らよりも上手いなと

スパーを終えた彼女はタオルを拭きながら

貴「おい」

僕に睨むように

僕が無意識にじっと見てたらしく何かようなのかと

「あ、えとあの」

鷹「俺ーのパンチはダイナマイト〜」

タイミング悪く鷹村さんが

鷹「おー、Aちゃん相変わらず強いパンチだな
お嫁さんの貰い手が居ないなら俺が貰うからな」

貴「あんた、私のおじいちゃんの前で同じこと言ってみ？
即行で説教されるよ
というか、何ナチュラルにセクハラしてんだ
クソ野郎！」(怒)

鷹村さんに思いっきり腹辺りに鋭いパンチをかました

直撃だから鷹村さんはその場に倒れる

この人を怒らせたら殺られるとジム全体がそう思わせた