エリート警察官でも恋はする

二人 ページ10

秀作 side









ちょっと強引過ぎたかな …。






．






A 「 秀作様 、 お仕事本当に大丈夫ですか 」




Aは本当に気配りが上手い


こういう人は男女を問わずモテる









秀作 「 大丈夫だよ ちゃんと終わらせてきた 」









その瞬間 俺の手がAの手に触れた





A 「 あ、すみませ … 」








俺は迷わず手を繋いだ









秀作 「 俺と二人の時は敬語禁止ね？ 」




と、 見詰めながら言うと






A 「 わ、私は使用人ですから … 」





秀作 「 俺にとっては使用人じゃない 」





A 「 ？？ 」





秀作 「 あ、何でもない． 」









まだまだ寒い一月の日陰









キミは何を思ってるの 、



俺にちゃんと心を揺らしてますか ？









それとも誰か違う人ですか ？









もし、好きな人が俺じゃなくても


この手は離さないよ ．









秀作 「 折角だからどこか行こうよ 」





A 「 ふふ 秀作様が良いのならどこでも 」









こんな幸せな時間 過ごしたことがない ．









そう思っていたのだが 、俺に悪魔が微笑んだ ．









．

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