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第4話(リメイク済) ページ6

それから俺たちは一人一人に部屋が与えられ、翌日の「鑑定の儀」に備えて休んでくれと言われた。





はぁ。正直に言うぞ。





A「めんどくせぇ。」



いや、俺って絶対巻き込まれただけだよな?



何でこんなめんどくさいことに……




俺は与えられた部屋にあったソファーに腰掛ける。



はぁ。



またため息が漏れた。



春にこんなため息()いてる所を見られたら、



春『ため息なんてついてたら、幸せが逃げちゃうゾ!』



とかいわれそうだ



それより今は……




グルゥゥゥゥ



腹減った。



だってさっきまで2時限目と3時限目の間の休み時間だったんだぞ?



俺達はまだ弁当も食ってない。



そりゃ腹が減って当然だわ。



なんかこの部屋に食べられるものないかなーと思いつつ、探索してみる。



すると、部屋の隅っこに小さな冷蔵庫?が置いてあった。



A 「お。なんか入ってる。」



開けてみると、その中には「リンゴ」のようなものと、「キャベツ」にそっくりな野菜?が入っていた。



んー。おいしそうだけどな。でも毒入りだったらどうしようか。



そんな考えが頭をよぎる。その時、


【「リゴ」と「キャブ」から毒は検出されませんでした。】



というウィンドウのような物がが俺の前に現れた。


いきなり出てきたもんで、ヒュッと一瞬息を飲み込む


カタカタと脳内で現状整理をして、やっとの事で現実を把握した


興味が少し出てきたので、そのウィンドウのようなものに触ってみようと、手を伸ばしたが、貫通してしまった。


春よ。きっとお前ならこれについて知っているんだろうが、俺は知らない。


教えてくれ。


それよりも、「リゴ」と「キャブ」ってなんだ?もしかして目の前にあるリンゴとキャベツもどきのこの世界での名前か?


でも………



それにしては名前が単純すぎるんじゃないか?


まぁ、覚えやすいからいいけど。



俺はとりあえず、「リゴ」をかじった。


A「え。待て。これ甘すぎだろ。」



かじったリゴからは、昔、間違えて砂糖をスプーン3つぶんほどたべてしまった時と同じくらい甘い味がした。


____________________

もっと長くなりそうなので、一旦ここで切らせていただきます。

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フローリング - そう言ってもらえて嬉しいです!!!更新頑張ります! (2021年6月4日 22時) (レス) id: f4e972b76f (このIDを非表示/違反報告)
ちか_chika(プロフ) - え、めちゃ好き!おもしろ! (2021年6月4日 19時) (レス) id: 5eced90c01 (このIDを非表示/違反報告)
ツヴァイ(プロフ) - 感想失礼します、すごい刺さりました、、、文才少し分けてほしいくらいデス(((主人公も親友君もいい性格してますねwこれからも頑張ってください! (2021年6月4日 19時) (レス) id: 572a6a4a69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フローリング | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Misusitai/  
作成日時:2021年4月23日 16時

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