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ほしは当たり前のように自分がサキュバスの力がある人間だと
回りが知ってると思っていたが
普通の人間には信じがたい力であることには違いないのだ
「そうですね、今日はもう遅いですし朝行動するとして宝生さん！」
蝮「は、はい」
「貴方は蛇(ﾅｰｶﾞ)を使い魔にしていましたよね？
ちょっと召喚してもらえますか？」
蝮「え、はい。ええですけど」
蝮は印を唱えながら手を前に出す
するとスルスルと腕が大きな蛇に変わった
「！素晴らしいですね」
蝮「はっ、これでえぇですか？」
「はい。それでは…」
ほしは手のひらを上にして
蝮の使い魔を呼んだ
「さぁ、ここにおいで？」
しゅるっ
蝮「な、なに！？勝手に動くな！とまれ！」
蝮の腕からシュルシュルとほしのほうにむかう蛇
蝮は驚いて蛇に命令をした
ガブッ
「いってぇ！！！！？？」
蝮「あぁ！？やめぇ！」
サキュバスに催淫された蛇は
主人である蝮に命令された瞬間
目の前にいたほしを敵だとおもい牙をたてた
しかし、催淫が溶けた蛇は
直ぐに牙を離した
「大丈夫ですか！」
「あー
大丈夫大丈夫、私も油断しました
まさか、私の崔淫か主の声だけでとけるとは・・・
宝生さんとその使い魔は強い絆で繋がっていることがわかりました」
蝮「せ、先生…すみません」
「…！いや、謝ることはありませんよ…
むしろお手柄かもしれません」
外の雷がよりいっそう強く鳴り響いていた
雨はいつの間にか上がっていてた
次の日外に出ると
昨日の嵐が嘘かのように空には青空が広がっていた
「こんなこと、二週間いて一度もなかったのに…」
「さぁて、歓迎してくれているのか
はたまた嵐の前の静けさなのか…」
ほしたちは二手に別れて島を散策することにした
ほしと蝮を
社に、案内してくれるｴｸｿｼｽﾄと
後二人に別れた
「…無人島の社何て言うからもっと小さくてぼろいのかと思ったら
なんとも立派なお社だ」
蝮「ほんまですね…」
ふたりは大きな社を見上げた
案内人中に入ろうとしたところをほしはとめた
「ここから先は大人数ていくのは避けた方がいい…
ここの守り神は首を長くして待ってるみたいですよ」
「え！？やはり悪魔がいるんですか？」
昨日の夜のほしの血が流れたとき
ビリっとした空気にほしは
何かの存在を感覚でとらえていた
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作者名：月。 | 作成日時：2018年12月7日 17時
