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美「い…いやあ、良かったなあ。僕も、こういうことがあるんじゃないかと思って。僕ってえらい。…んっ？」
アハハハ…と笑う美童が見た先には、鬼の形相をした悠理と魅録と清四郎が。
悠「このお！！さんざん心配させやがって！！」
美「な…なんだよ！助かったんだから、良かったじゃないか！」
清「いーや、気が収まらん。一発殴る！！」
美「びえええ…！何が一発だあ！！」
そう言ってボカボカと殴られる美童。
悠「ふん！泣いて損した！」
魅「だけど、どうして公爵がニセモンだって分かったんだ？」
『そんなの簡単だよ。』
悠＆魅＆清「A！！」
後ろには、ミュスカを引き連れたAがいた。
『美童、無事だったんだね。』
美「A〜〜！こいつらが僕のことを何回も殴るんだよ〜！」
可「そんなことより！なんで分かったのよ！！」
騒ぎを聞いて、可憐と野梨子もやって来てAに問いただす。
『モルト王国の人間は、フランスなまりの英語は使わないんだよ。どんなに隠していても、微妙に違うんだよね、こういうのって。王国の人間か、せめてイギリス人を使うべきだったね。』
＿＿＿そういうわけで、一件落着。
船はロス・アンジェルスにまもなく到着。
さて、一大決心をした美童君。心はすでにハネムーン。
悠「わあ！ロスだ！着いたぞぉ！」
待ちくたびれた到着に、７人は笑みをこぼす。
美「(うっふふふ…このまま乗ってハネムーンもいいな。いや待てよ、やっぱり日本に…とにかく一気にプロポーズ。)」
美「やっと…着いたね。」
ミュ「ええ…」
美「ミュスカ…今さらだとは思うけど、やはりこういうことはきちんとして…」
ミュ「ええ美童、私もきちんと紹介したいわ。」
美「えっ？」
ドキドキと話す美童に、予想外の返答が帰ってくる。
ミュ「紹介するわ。私の愛するエヴァン・ヴィリアムズ。この人のために国を捨てる決心をしたの。」
エ「初めまして、ミスター美童。本当によくしてくださったようで。」
そう言うエヴァンという男性は、本当に爽やかな好青年という感じだ。
美「はっ？」
ミュ「私、これから１人の女として生きていくつもりよ。彼のそばで。貴方が励ましてくれたおかげで、どんなに勇気づけられたか。本当に感謝してるわ。」
美「あ…あの…そんな…嘘だろ…」
ミュ「私、やっと幸せになれるわ。みんな、あなたのおかげよ。美童、あなたにも素晴らしい恋が待っていますように。」
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今日の有閑倶楽部
疲れてますわね。話ぐらい付き合いますわよ by野梨子
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snow - 美紀さん» ありがとうございます！！ (2021年11月29日 21時) (
レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月29日 13時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
snow - Rubyさん» ありがとうございます！私は母に勧められて漫画を読んで以来、すごくハマっています。応援ありがとうございます！ (2021年11月6日 17時) (レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - すごく面白いです！数年前に漫画を読んで以来だったので、すごく懐かしいです。これからも応援してます！ (2021年11月5日 22時) (レス) @page34 id: 4fb684013b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：snow | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aiwo/
作成日時：2021年9月3日 17時
