(( マンションの住人 ))

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( ** 臣 side )




俺は名前ちゃんに
白のワンピースと黒のワンピースの選択を
迫られてる。



いや、ぜったい白。

だって、黒の方が丈短い。


他の人に見せたくない←







俺は名前ちゃんの元に早く行きたいから
急いだ←


髪をセットするの慣れてるから
早く済む。

美容師やっててよかったー。






名前ちゃんが鏡の前で巻いてた。


かわいいけど、みんなも見るのかー。
なんかやだ。




上手くできないらしい。



美容師やってたから
こーゆーのはできる。




コテを受け取り
名前ちゃんの髪の毛を巻く。




名前ちゃんの髪の毛って綺麗。

1本1本が細いし、
シャンプーの香りがする。





臣「よし、完成！」

「すごーい！
　ありがとう！」




立ってから玄関の前の
全身鏡の前に移動して

姿をチェックしてる。






...やば。





「臣くーん？
　もうそろそろ行こう？」

臣「おう。」




俺も玄関に移動し
名前ちゃんは靴を履いてる。









...やべ、我慢できねー。







「臣..くん？
　どうした..の？」








俺は何も言わずに
名前ちゃんを抱きしめてた。







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