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捺稀に教えてもらった映画館に来た。
?「Aちゃん…?」
「音花ちゃん…?」
12年ぶりに会った音花ちゃんは
とても大人の女性だった。
音花「すっごい久しぶり」
そう言って抱きしめてくれた。
昔から私のことを妹のように
可愛がってくれた音花ちゃん。
今はいーくんの彼女。
音花「一緒に映画見る?」
「ううん…いーくんが見られればそれでいいから」
音花「Aちゃん…」
「それに…7年ぶりだから忘れてるかもしれない」
音花「そんなこと…」
「いーくんは…嫌なことは記憶から消去しようとする。だからあの事件のことも、私のことも覚えてないかもしれない」
そうやって昔いーくんは記憶喪失になった。
音花「ごめんね…何も出来なくて…」
「気にしないで?音花ちゃんは何も悪くない」
?「音花?」
音花「あ、瑞希くん…」
私の後ろから話しかけてきた人は
すごくかっこよくなった瑞希くんだった。
その隣には可愛らしい女の子。
瑞希「あれ、唯月まだ来てねぇの?」
音花「唯月くんは映画のチケット買いに行ったよ」
「…音花ちゃん、ありがとうね」
私が立ち去ろうとすると
後ろから聞こえてきた声に
足が止まってしまった。
?「音花お待たせ」
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作者名:ちみゅ | 作成日時:2016年3月11日 23時