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【56】 ページ7
あれからお風呂に入って
気づいたら眠りについていた。
起きたら10時。
いーくんを探しに行かなきゃ…
「…普通の格好でいいか」
普段と何も変わらない格好で
ママの指輪のネックレスをつけて
扉を開けたら北山さんとご対面。
北山「あ、おはよ」
「おはようございます」
どれだけ会えば気が済むのか。
毎日会ってる気がする。
北山「今日オシャレだね。どっかお出かけ？」
「まぁ…」
北山「ふーん、じゃあどっかで会うかもね」
「北山さんもお出かけですか？」
エレベーターに二人で乗り込み
いつもと違う北山さんの格好を見た。
北山「舞台を一緒にしてる仲間と遊びに行くんだ」
「そうなんですね」
北山「Aちゃんは…デート？」
「違いますよ。今日は買い物に」
北山「そっか。東京は1人じゃ危ない場所もあるから気をつけてね？」
「ありがとうございます」
エレベーターを降りて私は駅の方に
北山さんはその逆方向に歩いて行った。
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作者名：ちみゅ
| 作成日時：2016年3月11日 23時
