【99】北山side ページ50
今日楽屋でAちゃんが襲われた話になった。
自分がその場にいなかったことを悔やんだ。
そして初めて自分の気持ちに気づいた。
Aちゃんが好きだって。
だから帰ったら伝えようって。
もし振られてもそれでもいい。
影で彼女を守ってあげたいと思った。
北山「返事、いつでも待ってるから」
伝えることは伝えたから
部屋に戻ろうと思い離したら
服の裾を掴まれた。
「あの…」
その手は少し震えていた。
北山「あ、ごめんないきなり。怖かったか?」
そういってAちゃんの顔を覗くと
目に涙を溜めていた。
「あの…私も…」
北山「え?」
「私も…北山さんが…好きです」
そういって俺に抱きついてきた。
…俺の聞き間違いか?
北山「Aちゃん?」
「私も…気づいたら北山さんのことが好きでした」
顔を埋めたままぎゅっと
抱きついてくるAちゃん。
北山「ほんと…?」
信じていいんだよな…?
「ほんとです…私も…北山さんが好き」
顔を上げたAちゃんは
可愛すぎるくらいの笑顔で
「私と…付き合ってください」
そう言ってきた。
その返事の代わりに俺は
Aちゃんに触れるだけの優しいキスをした。
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移行します。
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作者名:ちみゅ | 作成日時:2016年3月11日 23時