☆君のすべて -2- (ページ42)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:170,228 hit

【91】ページ42

颯「なぁ、蓮月とAちゃんてどんな関係なの？」

満華「確かに」

麗音「大分と東京でしょ？接点なくない？」

捺稀「まぁみんなが不思議に思うのも無理ないよね」

雅「付き合ってるの？」

蓮月「Aちゃんと付き合うとか勘弁」

「それこっちのセリフだし」

湊心「お前らいつもいがみ合ってたよな。懐かしいわ～」

蓮月「お前の一言で俺達いつも喧嘩して家帰って怒られてたんだからな？」

「湊心がって言ったら人のせいにしないの！ってパパにいっつも怒られてたね」

蓮月「懐かしいな…」

「だね…私とはーくんはね、双子だよ」

満華「え！？」

麗音「全然似てない！」

蓮月「二卵生だしな」

颯「でも地元違うんだろ？」

「それは…私だけ大分に飛ばされたの」

雅「飛ばされたって…？」

蓮月「性格の悪い親戚のばばあがAちゃんと俺達を離したんだよ」

満華「俺達？」

「お兄ちゃんがいるの」

それからたくさん話をして

気づいたらもうすぐ

昼休みが終わりそうな時間だった。

捺稀「あ、次の時間図書室じゃなかった？」

「じゃあすぐだね」

湊心「雅ちゃんたち今度合コン組んどくわ～」

雅「うん！」

蓮月「じゃあAちゃん、明日な」

「うん」