☆誰にも言えない私の秘密 (ページ5)

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宏光「おーい、うちの可愛い子に野郎共が寄って集って何の用だ」

宮田「あ、みつ！」

千賀「この子みつの知り合い？」

宏光「ああ、まあな」

そこに横尾さんも加わって

Kis-My-Ft2がみんな揃った。

横尾「親戚の子？」

宏光「ん、そんなとこ」

ひろ兄ちゃんは私のことを

姪っ子だとは紹介しなかった。

そのあとひろ兄ちゃんはすぐに撮影が再開されて

休憩場所に残ったのは私と藤ヶ谷さんと玉森さん。

今日のコーディネートはメンバーが

メンバーをコーディネートしたらしく

藤ヶ谷さんはひろ兄ちゃんに

コーディネートされたんだろうな。

ひろ兄ちゃんが好きそうな服を着ていた。

藤ヶ谷「…何？」

「いえ、別に」

藤ヶ谷「…北山が親戚の子って言った時、なんであんな顔してたの」

「え？」

藤ヶ谷「…寂しい顔してた」

「…人生色々あるんですよ」

藤ヶ谷「明らかに俺より年下でしょ」

「17年しか生きてなくても、色々あるんです」

お母さんが離婚して苦しんでるとこも

私のために必死に働いてくれてることも

再婚して春樹さんが来てお母さんが

前よりも明るくなったとこも

お母さんとひろ兄ちゃんが

最近あまり会ってないことも

全部知ってる。

子どもだからって言われけど

子どもは子どもなりに感じてるんだから。

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