検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:67,847 hit

. ページ26

ここのカフェは意外と知られていない。

警備室の隣にあって

警備員さんがいるからか

ほとんどファンの姿はない。

でも私はここのカフェオレがお気に入り。

美惟「ほんとここのカフェオレ好きだね」

「だって美味しいじゃん」

萌希「どこで飲んでも変わらない気もするけどね」

「ここのだから美味しいの」

初めてここのカフェオレを飲んだあの日から

私は毎年必ずここでカフェオレを飲む。

時々スタッフさんたちも買いに来るみたいで

スタッフTシャツを着た人達が目立つ。

萌希「今年ももう終わりか」

美惟「今年は夏のライブに一緒に行けなかったからね」

「みんな忙しいから仕方ないよ」

萌希「私は暇だったけどね。でもバイトで何回かドーム来てるし」

美惟「夏のライブでもみつさん爆イケだったよ〜」

「ひろ兄ちゃんはいつもあんな感じだよ」

どこで会ってもチャラい感じ。

それがファンには人気なんだろうけど。

なんて話してたら気づけば周りには

ファンの子たちはいなくなっていた。

美惟「さっき車出ていったからキスマイのみんなも出てったのかもね」

萌希「もしかして毎年これ出待ちしてたの?」

「私はカフェオレメインだけどね」

「俺は毎年そそくさと帰ってたけど、今日は捕まえに来た」

後ろから声がして振り向くと…

.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
253人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちみゅ | 作成日時:2019年10月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。