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ひろ兄ちゃん…
「それ…私のせいですね」
美月「Aのせい?」
「私桃味の飴が好きだから」
よく思い返せば
ひろ兄ちゃんからもらう飴は
桃味のものばかりだった。
だから、ひろ兄ちゃんから貰うのが好きだった。
玉森「なるほどね、Aちゃんのためか」
美月「いつでも常備しとくとこが、また過保護なのよねぇ」
ニヤニヤしながら話してる美月ちゃんと玉森さん。
それを見て笑ってしまった。
美月「良かった、ちゃんと笑えてて。1年振りくらいに会ったら、なんだか感情が前よりも出てるし、明るくなった。やっぱりみつが外に連れ出して、色んな世界を見せてくれたんでしょ?」
「うん、悩んでるなんてもったいないって」
美月「さすがみつね。愛海がAがお腹に出来た時、悩んでるなんてもったいない、せっかく出来た命大事にしなきゃって。おじさんになれるなんてこれ以上嬉しいことはないって言ってたのよ」
「…ひろ兄ちゃんの過保護はそこから始まったんだね」
玉森「とか言いながら、嬉しいでしょ?全然嫌そうな顔してないもん」
「…うん、嬉しい」
それだけ必要にしてくれてる人が
いるって知れたから。
桃と風邪 Fin.
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作者名:ちみゅ | 作成日時:2019年3月15日 0時