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お母さんと2人でバンを見送った。
愛海「久しぶりに会ってもやっぱり変わらないのよね」
「みなさんがお母さんのこと知ってるって知らなかったからびっくりした」
愛海「ひろにくっついてよく遊びに行ってたからね。太輔くんとは学校も同じだったし」
「そうだったの?」
初耳なことばかり。
愛海「私の親友の美月が太輔くんの彼女なの。それに美月はキスマイの専属のスタイリストなのよ」
「もしかしてあの美月ちゃん?」
愛海「そうよ」
昔からよく遊んでくれてた
美月ちゃんが藤ヶ谷さんの彼女だったとは…
愛海「私も昔はスタイリストになりたかったの。でも、Aを産むって決めたあの日から、その夢は封印したのよ。Aのために、これから学歴もない私が、社会で生きていくためには、安定しないスタイリストより、安定したOLの方がいいと思ってね」
初めて聞いたお母さんの話。
愛海「だからAが専門学校に行きたいって言った時、嬉しかった。お父さんにもね、昔の夢を話したことがあったの。だから私もお父さんも、Aのほんとの気持ちが知れて嬉しかったのよ」
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作者名:ちみゅ | 作成日時:2019年3月15日 0時