総督さん、無感情少女を拾ったようです

第十三話 また子side ページ15

また子side




偶然Aと武市先輩を見つけたッス




A｢……書けた……｣


武市｢さすがAさん、お上手ですねぇ｣




あー、きっとAに字を教えてあげてるんスね


武市先輩はあれでも変態とロリコンを除けば一応参謀ッスからね、一応教えるのは上手そうッスからね


Aはかなり覚えが早くてもう漢字を読み書きできるようになった


今日はどこまで書けるようになったんだろう…こっそり覗いて見るッス



















武市｢ではお次はこちらに『A』とお書き下さい。んっふっふ…これで大江戸青少年健全育成条例廃止に一歩近づきますねぇ｣


また子｢テメェは何してんじゃァァァァァァァァァ！！｣





バンッバンッバンッバンッ





また子｢この変態野郎！！なにAにロリコンの片棒担ごせてんスかァ！！｣


武市｢人聞きが悪いですねぇ、私はAさんに字の練習をさせようとしただけです｣


また子｢どこの世界にこんな卑猥な手習いがあるんスか｣


武市｢ここです｣


また子｢黙れ｣ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ






目の前の混沌(カオス)な状況に構わずAは署名書類に筆を走らせるのであった

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