転生したらパパになった

第30話 ページ33

悠仁「じゃあ

なんで俺は助けたんだよ！！」

そう言って悠仁君は伏黒君の服をつかみ返す


野薔薇「いい加減にしろ！！

時と場所をわきま＿＿＿」


『！！？』


野薔薇ちゃんが二人に近づこうとしたが突然地面に現れた黒い水溜まりのようなものに飲み込まれた


『伏黒君！！！玉犬は！！？』


当たりを見回すと玉犬の白が首だけ壁に埋まってるのが見えた


恵「虎杖！A！！逃げるぞ！

釘崎を探すのはそれからだ！！」



『っっ！！！』



特級呪霊………っ


僕らの目の前に一瞬で現れた特級呪霊


悠仁「うあ”あああああああっ！！！！」

『っ！！』

悠仁くんが特級に呪具をふろうとする

『まっっ！！悠仁君！だめだ！！！！』



次の瞬間地面に血がぼたぼたと落ちる


遠くを見ると悠仁君の手が呪具と共に転がっていた



『悠仁君！！止血！！！』


僕がそう叫び悠仁君は自分のベルトを斬られた腕にまく



ぐぱっと悠仁君の頬に宿儺が現れた

宿儺「断る
お前の中の俺な終わろうと切り分けたたましいはまだ18もある

とは言え腹立たしいことにこの肉体の支配者は俺ではない

代わりたいのなら代わるがいい


だがその時は呪霊より先にそこのガキ(伏黒恵)を殺す

次に女あれは活きがいい楽しめそうだ」


……僕は殺さないのか…？

悠仁「んな事俺がさせねぇよ」

宿儺「だろうな
だが俺にばかり構っていると
それこそ仲間が死ぬぞ」

宿儺がそう言うと呪霊は口から呪力を飛ばす


『っ！』


まずい！！二人にあたるっ！！



そう思った僕は急いで2人の前にでる


恵「A！！！」


『っっ！』


十分な体制じゃない………付与もちゃんと出来てない！！！



僕は呪霊の呪力を直にうけ後ろに吹き飛ばされた




『がっ………っ…』


呪術じゃ……ない

ただ……呪力を飛ばしただけ……

なのに……この威力……



悠仁「伏黒！！
釘崎とA連れて領域から逃げろ！！

3人が領域を出るまで俺がこいつを食い止める

出たらなんでもいい合図してくれ
そしたら俺は宿儺に変わる」


なっ……何言って…

恵「出来るわけねぇだろ！！

特級相手に片腕で」

悠仁「よく見ろって

楽しんでる
完全にナメてんだよ俺達のこと
時間稼ぎくらい何とかなる」

恵「だめだ…！」

僕はフラフラする頭で立ち上がり2人に声をかける

『なら僕も残る…』

恵「はっ！？」

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