【そらる】「久しぶり」とその先の気持ち【歌い手】

◇18話 ページ20

「ふ、ふふ…だってあの時の先輩面白すぎ……w」


「ったく、いつまで笑ったんだよ」


「だってだって………！ww」


プリクラを撮った後、カーチェイスのゲームや、ゾンビを打ったりするゲームで一通り楽しんだ私達は近くのファミレスに来ていた。


「ゾンビの声に驚いて肩ビクッて！先輩昔からあーゆーの苦手でしたもんねwww」


「苦手なもんは苦手なんだから仕方ねぇだろ」


「そう言われてみればホラー実況とかでもまふまふさんと一緒に叫んでましたもんねwww」


「なぁ、涼宮？」


苦笑していた先輩は急に真顔にのる。


「…はい？」


何か深刻なことを話されるのかと思ったら


「俺たち、そらる、なるの関係でここに来たんだよな。なんで名前で呼びあってんの」




しばしの沈黙。




「あははははっ！先輩今ですか！？遅すぎません！？」


「はぁ！？おまっ…！気付いてたんなら言えよ！」


「楽しいからいいかなーってwあ、じゃあ先輩、ツイートしときましょう！」


まぁいいけど、と言いながら先輩はスマホを出す。


「きちんと顔隠してるプリ載せときますね！」


「えぇー、あれ出すのかよ」


「全国のリスナーさんに届けー！」


「黙れ」




なる@…

そらるさんとは初めてお会いしましたぜ！

なんとこの前言ってた先輩でした！

互いに驚き

[プリ写真添付]






そらる@soraruru

なるさんとは初めてお会いしましたー

まさか大学の後輩だったとは。

世の中、意外と狭いもんです

人生初プリ[プリ写真添付]

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