◆13話 ページ15
うーん、なんて書けばいいんだか……。
そらるさんとのDMを開いて数分、画面は未だ真っ白なままだった。
「とりあえず、フォローありがとうございますとでも書くか。」
［そらるさん、フォローありがとうございます。なると申します。これからよろしくお願いします！］
誤字脱字がないかを何度も確認し、震える手で送信した。
「あああああああ緊張してきた……」
返信くるかなぁ、既読無視で終わったらどうしよう…というか、フォローありがとうございますとか重いかな？
そんな考えが送信したあとに頭の中をぐるぐるめぐり、急に不安になってきた。
すると、スマホがピロンと音を立てた。
へ、返信来た！？
［よろしく、今日のツイート、似すぎて笑ったw、今度遊ばない？折角だし］
まさかのお誘い！？
「はい」しかないでしょ！こんな嬉しいお誘い！
［はい！ぜひ遊ばさせてください！］
そう送ると、すぐに返信が来た。
［いつ遊べそう？俺は今週いつでもいいよ。］
今週と言うのは明日からの1週間と受け取っていいのだろうか。
…だって今日日曜日だし。
私は歌い手のなるである前に普通の会社員である。だから流石に「ネットで知り合った人と遊ぶんで有給使います！」なんて言えない。
なので、［週末なら空いてますよ］と返事をした。
［分かった、どの辺に住んでる？俺、品川駅の近くなんだけど…］
［私もその辺です、じゃあ、土曜日、10時に品川駅でどうですか？］
［おけ、じゃあ土曜日。］
［はい！］
そう返しTwitterを一旦閉じた。
「あ、先輩に今日のお礼ゆっとこ。」
トークアプリを開いて先輩の名前をタップ。
『今日はありがとうございました！超楽しかったです(*´∀｀*)また遊びましょうね！』
ささっと打ち、送信。
先輩もスマホを触っていたのか、すぐに既読がついた。
一ノ瀬彼方:俺も楽しかった、おう、時間があったらな。
と、先輩らしい文字が返ってきたのでそこにスタンプを返し、スマホの電源を切った。
ただただ土曜日が待ち遠しかった。
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飛鳥(プロフ) - 天夜梨夢@高浮上さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！期待に応えられるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2017年11月18日 19時) (
レス) id: af015dff7f (このIDを非表示/違反報告)
天夜梨夢@高浮上(プロフ) - 凄く惹かれる作品ですね！大好きになってしまいました。更新頑張ってください！応援してます！楽しみに待ってます！ (2017年11月13日 2時) (レス) id: a489068a93 (このIDを非表示/違反報告)
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