【歌い手】Finale【XYZ】

Finale ページ25

まふ「無事退院出来て良かったね！」

そらる「結構かかったけどな」

un:c「そりゃああんなに大怪我でしたからねぇ」

『これでも私頑張ったんだからね？』

なるせ「A偉いぞ〜！」

luz「ちょっとなるせちゃんオレのAに触らんといてよ〜」

あらき「うわ、出た重い彼氏」

センラ「いつかAに嫌われるんちゃう？」

luz「ちょっとセンラくん縁起でもない！」

めいちゃん「でもまぁAさんもluzくんにべったりだし...」


めいちゃんがそう言うとluzが勢い良くAの方を向く。

じっと見つめる瞳は子犬のようで。その瞳にAは弱かった。

私も大好きだよ、と本心を伝えると一瞬にして表情を明るくし、Aを抱き締め軽々と持ち上げた。

luzよりも30センチ以上低い身長だが、抱っこされる事により目線の高さが合う。


luz「もう二度と危ない目には合わせない。オレが何としてでも守るから」

『っ......！』


真剣な表情をした後、人懐っこい顔になってAの頬に軽くキスをする。

Aは頬を押さえて驚き、他のメンバーは冷やかしだったり、呆れた目だったり。

そんな中でluzだけが幸せそうに微笑んでいた。


『luzくん』

luz「なぁに？」

『カクテル。XYZの』


luzは訳が分からずキョトンとしたが、あの不思議な夢の曲を作ったまふまふには意味が分かったらしく、「愛されてるね」とluzに笑いかけた。


そらる「どういう意味？」

まふ「えっとですねー...」

luz「え！？オレにも教えてよ！Aどゆこと！？」

『ナイショ〜』


カクテルには花と同じようにそれぞれに言葉がある。





XYZのカクテル言葉は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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