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快楽 ページ4
「っはぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ」
肩を大きく上下させ、肺に空気を入れる。
「・・・あは」
また生きてたか。
辛くなったとき、死にたくなったとき
私は自分で自分の首を絞める。
これが私にとっての自傷行為であり、自慰行為でもある。
なぜこんな事をするようになったのかは分からない。
でもこれをしていると頭が真っ白になり、何も考えなくて済む。
それと、空気が一気に入ったときの解放感。
ゾクゾクしてしまう。
「あと1回・・・1回だけ・・・」
そう言いながら首に手をかけたとき、
バンっ!と大きな音を立てて開いた扉。
「もう止めてよっ!」
「×××ちゃん、どうして・・・」
突然入ってきた友達の存在に目を丸くする。
「私知ってたんだよ・・・そうやって自分で自分の首を絞めてること」
苦しいでしょ?もう止めようよ。
そう彼女は私をなだめる。
「苦しいでしょ?だから・・・・・・・・・
.
私が代わりにやってあげる」
ずんっと首に圧がかかり、私はあっさりと意識を闇に手放した。
これでもうこんな行為しなくて済むね。
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