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快楽 ページ4

「っはぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ」


肩を大きく上下させ、肺に空気を入れる。


「・・・あは」


また生きてたか。


辛くなったとき、死にたくなったとき


私は自分で自分の首を絞める。


これが私にとっての自傷行為であり、自慰行為でもある。


なぜこんな事をするようになったのかは分からない。


でもこれをしていると頭が真っ白になり、何も考えなくて済む。


それと、空気が一気に入ったときの解放感。


ゾクゾクしてしまう。


「あと1回・・・1回だけ・・・」


そう言いながら首に手をかけたとき、


バンっ!と大きな音を立てて開いた扉。


「もう止めてよっ!」


「×××ちゃん、どうして・・・」


突然入ってきた友達の存在に目を丸くする。


「私知ってたんだよ・・・そうやって自分で自分の首を絞めてること」


苦しいでしょ?もう止めようよ。


そう彼女は私をなだめる。


「苦しいでしょ?だから・・・・・・・・・









.









私が代わりにやってあげる」


ずんっと首に圧がかかり、私はあっさりと意識を闇に手放した。


これでもうこんな行為しなくて済むね。

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作者名: | 作者ホームページ:ないよ  
作成日時:2018年5月26日 13時

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