【ヒロアカ】イケメン観察部 (ページ5)

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「耳郎といた……。」

朝、日課にさせて貰っていた轟くんから声をかけられました。
お昼休み、A組に向か途中轟くんとばったりあった。

影のように忍びのように行こうと思った瞬間、なんとご本人からお声をかけさせてもらいました。
イケメン過ぎませんか…？

赤白綺麗に分かれた髪型にオッドアイな瞳。
そしてクールそうな顔立ちだけれど、性格は天然らしい(響香情報)。
これぞ、ギャップ萌え！！

はぁー、イケメン男子からお声をかけてもらうなんて私も身分が高くなった(？)もんだな。
毎日の積み重ね？んなわけ、あるか。

「はい、響香のお友達です！」

「確か、A？だよな。」

グハッ…！！嘘でしょ。話聞いていたの？？
びっくりして心臓がそれどころじゃない。

コクリと首を縦に振り、覚えてくださった事に感謝する。
嫌々、爆豪くんも覚えていくれたし私ってどれだけのインパクトだ。

「わー！覚えてくださりありがとうございます！
じゃあ、私、響香達とお約束しているのでこれで…。」

そう言いながら、轟くんにお辞儀をしてA組まで向かう。
すると轟くんもA組に向かうのか私の横に立つ。
嫌、当たり前か自分のクラスだし！

て、え？私の横に立つ…？
きっと無意識だろう。それか私とお友達になりたいのか。
嫌、後者は自惚れすぎて笑えないので前者が正しいだろう。

「A、轟と仲良くなったの？」

「さっき会ってA組へ行く用が同じだっただけだよ！」

A組に着くと響香に驚かれたが気にせずに笑いかける。
すると轟くんはお構いなしに自分の席？だろうか戻って行った。

…前者の方が当たり。後者は、恥ずかしい事を思ってしまった。
この頭どうにかしたい。

己の頭を呪っていると響香に連れ出されて、食堂まで向かった。
その響香の横には、また新たなお友達達がいる。

「蛙吹梅雨よ。もし良ければ、お友達になりましょ。」

「Aです！え、良いの！？是非、なりたい！
梅雨って呼んでも良い？」

「勿論よ、Aちゃんって呼ぶわ。」

梅雨…可愛い名前だな。
あと、凄くお目々くりっくりしていて可愛い。

それを筆頭に他にいた女子達が私に自己紹介をしてくださった。

幸せなランチタイムだったけれど、それはオムライスを半分ぐらい食べ終わった頃。
鳴らされた校内放送によって変わった。