こんなモテ期はノーセンキュー.弐倍【鬼滅の刃】

ノーセンキュー.85 ページ47

ゆったりとお湯に浸かり部屋に戻った。
扉を開けてベッドへダイブした私は疲れですぐに眠る。





「.....ちゃ.....Aちゃん！！！」


『.....なに....』


「生きてる！？ねぇ生きてるよね！？」


『...........』


「なんで無_____ブッ！！！」





枕を善逸くんの顔に投げた後、今度こそ寝た。


·


·


·


今日も今日とて訓練、特訓。カナヲちゃんに薬湯をかけられ走り込みして全集中をする。これを無限ループの様に続ける辛い。

ある日はしほちゃん、きよちゃん、なほちゃんに寝てる間叩いてもらったり。瓢箪を割ったりしてなんとか全集中を会得したやったぜ！！！

今日の薬湯対決は炭治郎くんがカナヲちゃんに勝った。もちろんお湯はかけてないけども。私は今現在やってる！！！長引きすぎて心折れそう！！！

お互い手を重ね合う。瞬きも許されない程の緊張感に耐えながらやっていたら湯飲みが取れた。その時の私の脳内。

やった取れたけどかけれないどうする炭治郎くんと同じ様にするか？いやでも背丈足りねぇよ。
迷いに迷った挙げ句、自分にかけた。





「...........」


『...........』





しーん...ってなったよどうしよう。いやそりゃそうだろうね！取れたのに自分にかけたんだから馬鹿以外の何者でもないですよね！！！カナヲちゃんも驚いて...驚いてる？よく分かんないけどとりあえずこの勝敗どうなんの？？？





「...Aさん」


『へい』


「甘過ぎます。炭治郎さんのやり方ならともかく自分にかけるなんて」


『ですよねすみません！！！』





アオイちゃんはため息を吐くと「湯飲みは取れたのでAさんの勝ちです」と特大サービスしてくれた大好き。

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