第３８話 ページ41
『ご褒美……いや、その、構わないんだけれど、よく考えて言って欲しいのね? 』
焦りながら言うと、口調が変になる。英くんはそれにぷっと吹き出すと、クスクスと笑った。
国見「なに、金欠なの? 正直に言って……」
目尻に微かに溜まった涙を拭いながら、英くんは私に言った。バレないように言った筈なのになぁ。
『そうでございます……。はい、まったくその通りですね。』
うぅっ……。バレてしまったならば仕方がない。開き直ってしまおう。と言うことで私は開き直りながら英くんに言った。
国見「なんで開き直ってんの……。別にAに金を使わせる気はないから。」
今度は呆れたように言う。サラッと私を気遣う英くん。イケメェン……。いや、まあ金欠だからなのかな。
国見「ご褒美、……どっか遊びに行かない? 」
『……え? 』
遊びに……。確かにいまは夏だし、遊ぶ所は沢山あるけど、どこにいくつもりだろう?
国見「行きたい所があるんだよね。……Aと二人きりで。」
おっと、英くんがサラッと爆弾を投下して行きましたけど? 二人きりって……そんなの緊張しちゃう!
でも、ご褒美いいよって言ったの私だし……しょうがないよね。英くんが色々考えてくれてるみたいだし、無下にはできないからなぁ。
『いいよ。』
すると、英くんは少し驚いて、目をキラキラと光らせる。なんなんだこの子可愛い……!
そうこうしているうちに片付けも終わったので、教室まで行くことにした。英くんの頬が緩みっぱなしなのは可愛いと思います、はい。
と言うか、二人きりで出かけることの何処がご褒美になるのか、私はよくわかんないけど……。英くんがいいならそれでいいかな。
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アネリア - 林檎好き系猫さん» はい！あ、返信が遅くなってスンマセンした！(´・ω・) (2018年6月4日 8時) (
レス) id: e38d234ea8 (このIDを非表示/違反報告)
林檎好き系猫 - アネリアさん» お久しぶりです〜。最新話、やっと更新できました。またお話しましょうね。 (2018年5月26日 22時) (レス) id: 35daa82f1d (このIDを非表示/違反報告)
アネリア - 月神 琉夏さん» あ、何か、妖怪○ォッチみたいになってしまった・・・ｗｗ (2018年5月15日 16時) (レス) id: e38d234ea8 (このIDを非表示/違反報告)
アネリア - 月神 琉夏さん» ( 'ω')ｳｨｯｽ！ｗ (2018年5月14日 16時) (レス) id: e38d234ea8 (このIDを非表示/違反報告)
月神 琉夏 - アネリアさん» アネリアさん、お久しぶりです！いつでも、何時でも来てください！ (2018年5月14日 16時) (レス) id: d275e2e01f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月神 琉夏・林檎好き系猫 | 作者ホームページ：http：//
作成日時：2018年4月3日 23時
