検索窓
今日:5 hit、昨日:30 hit、合計:121,990 hit

story.5 ページ9

「ネズさん、マリィ。ありがとうございます。ここでもう十分ですよ」

マリィ「大丈夫?私、最後まで持ってくと?」

「ううん!このくらい大丈夫ですよ!それに鍛えなきゃですし!」

ネズ「では、気をつけて帰ってくださいね」

「はい!」

マリィ「またねー!!」

私はマリィとネズさんの姿が見えなくなるまで手を振った。

さて、お昼作ってお洗濯とお掃除して……

今日もやることたくさんだ……

早く万能薬作りしたいな……

「ただいまー」

キバナ「お帰り。遅かったな」

「マリィとネズさんと会って買い物してたんです!」

キバナ「へぇ」

「このネックレス、ネズさんに貰ったんですよ!」

私が言うとキバナさんの表情が変わる。

キバナ「はぁ?なんて言った??」

「え、だからネズさんから貰ったって……」

キバナ「なんであいつなんかに貰ってんだよ」

キバナさんがツカツカと近づいてくる。

キバナ「テメェは俺のだろ!!」

「いっ……!!」

パチンとほっぺを叩かれる。

その勢いで床に倒れ込む。

痛い。

痛い。

キバナ「なぁ、分からねぇか?A。お前は従兄妹同士だが、俺様にとっちゃあ、そんなもんじゃねぇ」

キバナ「お前は俺様『だけ』のものだ」

キバナさんがそう言う。

なんで?おかしいよ。

私、私は。

「私は誰のものでもありませんっ!は、離してください!!」

私は思い切り暴れる。

火事場の馬鹿力というのか。

キバナさんのことを押し返して外に出ようとする。

キバナ「逃げんなよ」

「痛!痛い!!」

手首を掴まれズルズルと引っ張られる。

そしてソファの上に投げられる。

キバナ「痛い思いしないとわかんないか」

「ひっ……あ、カハッ………」

首を絞められる。

やだ、苦しいよ。苦しい……

トントン。

キバナ「チッ……邪魔が入ったか」

「ハァッ!ゲホッ、ゲホッ………」

マリィ「Aー!いるー?」

マリィだ。

助けてを求めれば……

あれ、でも。待って。

そしたらマリィはどうなる?

キバナさんに傷つけられる?

そう思うとゾッとして動けなくなった。

キバナ「そこにいろ。あと、黙ってろよ?」

怖くて頷くことしかできなかった。

Kibana´s side→←ーーーー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (104 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
231人がお気に入り
設定タグ:ポケモン , キバナ , ヤンデレ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

セツナ(プロフ) - ただただ尊い。この作品好きすぎる。 (2021年5月22日 23時) (レス) id: 2ea77c9340 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - ヤンデレ、尊すぎ… (2020年3月20日 16時) (レス) id: 49cd02b72e (このIDを非表示/違反報告)
ポリゴンショック - お話楽しく拝見させてもらってます!小説を書くのは大変かと思いますが、頑張ってください!応援してます! (2020年3月11日 8時) (レス) id: f261f8d6a8 (このIDを非表示/違反報告)
Ayano(プロフ) - ヤンデレキバナ美味し過ぎてやばい (2020年3月9日 23時) (レス) id: 82e47cd11f (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 連続でしてしまいすみません。あかがみさんは1度作者本人に催促しないでといわれてますよね?続きが気になるのはいいですけどだからと言って催促するのは違います。1度言われたのに何故また言うのですか? (2020年3月9日 1時) (レス) id: 2800e4ee03 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒豆の杏@眠い | 作成日時:2020年1月23日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。