置いて行かないで3【srr】

124話 ページ35

そらるside

あれから家に帰ってきたけど.....


『ﾋｯｸﾋｯｸ、ﾋｯｸ』


Aはまだ泣いている。


「A〜。
だ、大丈夫....俺が居るよ。
大丈夫、大丈夫。」


ｺｸﾝ.....


「何があったか話せる？」


ﾌﾘﾌﾘ


やっぱり答えてくれないか......
でもね…


「A、無理しているでしょ？」


『......えっ!?』


「だって、すごく助けて欲しそうだよ？
それに、昨日約束したでしょ？
無理はしない
助けて欲しい時は誰でもいいからすぐ連絡する
って。
もう約束破るの？」


Aはこうでもしないと話してくれないだろう。
こんな手を使ってしまった......(罪悪感)


『っ......ち、違う！
約束は破ってない。』


「ならどうして辛そうなの？」


『そ、それは.....』


それは？

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