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そんなことを思い出しながらぼーっと満月見つめて歩いてたもんだから
｢あれ、お姉さん1人？？
ちょっと飲み行こうよ！｣
げ、やばい
変な人たちに囲まれてしまった
あ｢いや、友達と一緒で…｣
て、…あれ、いない
少し前を歩いてたはずのゆずきと蓮がいない
｢友達？どこどこ〜？
まぁいいじゃん！ね？ほらほら｣
｢お姉さんめちゃめちゃ可愛いんだけど
俺まじタイプかも｣
お前のタイプなんて知るか
なんて思うけど無視して歩くには囲まれすぎててどうしよ…
目｢A！ごめん置いて行っちゃって｣
真っ直ぐこっちに向かってくる蓮の姿に安心したのも束の間
あ｢え？！ちょ、蓮！！！！｣
シンプルに手を引いて抜け出してくれると思ってたんだけど、蓮は私をお姫様抱っこして連れ出した
あ｢蓮、降ろしてよ！｣
目｢無理｣
あ｢なんで！あの人たちもういないから｣
目｢Aも酔っ払ってまともに歩けてないくせに｣
それを言われたら何も言い返せない
まぁ歩くのも疲れたし…
ここはありがたく運んでもらうことにした
あ｢ゆずきは？？｣
目｢こうじに迎えにきて貰ってたから引き渡した｣
さすが用意周到
目｢樹くんと北斗くんと何があったの｣
あ｢…んー、分かんない
私が飲みすぎたのが良くなかった｣
目｢俺らの前以外で飲みすぎるの禁止｣
あ｢うん、そうだね〜｣
こんな誰かに甘えたのいつぶりだろう
こんな誰かの温もりを感じたのはいつぶりなんだろうか
ゆっくり歩く蓮の振動が心地よくて
急に眠たくなってきた
たぶんもうすぐてお店に着くはずだけど
その数分だけでも甘えとこうと
肩に頭をあずけて目を閉じれば
いつの間にか意識を手放していた
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MARI(プロフ) - 相変わらず面白くて大好きですー！！落ち…みんな好きなので決められない…！（笑）れん君かしょっぴーですかね！でも作者さんの思いのままに書いてくれたものが読みたいです(^ ^)頑張って下さい★ (2020年6月11日 7時) (
レス) id: de6259910f (このIDを非表示/違反報告)
みひこ - 面白いです！次の更新はいつ頃になりますかね…？ (2020年4月14日 10時) (レス) id: 8600aa8e79 (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - 移行おめでとうございます！更新待ってました！続き読めるの楽しみにしてます★ (2020年4月2日 2時) (レス) id: de6259910f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぱむ | 作成日時：2020年4月2日 0時
