助けて ページ13
私は家を飛び出し目いっぱい走った。
春樹はまだ見えるところにいる。これで捕まってしまったらほんとにもうおしまいだ。そう思うと鳥肌が止まらなかった。
目の前から誰かが歩いてきた。もうこの際誰でもいい…!
貴「助けて!!!!!!!!」
そういい私はその人にしがみついた。すると
裕「A?」
よりによって1番会いたくない人だっただけどもう誤魔化しは聞かなかった。アザだらけの体 殴られた顔
裕「どうしたの!?」
私は力が抜けてしまい裕太に抱きかかえられていた。
すると
「Aーーー!!!」
春樹の声だ。逃げるにももうどうしようもなかった。もう動ける体じゃなかった。
春樹の声はどんどん近づいてきた。
そしてぴたっと止まったのだ。
「ここにいたんだ。お前誰だよ」
春樹は裕太に問いかける裕太は状況をあまり理解していなかったのか
裕「玉森裕太です。君は?」
「俺はAの彼氏だよ。いいから離れろ」
裕「A今こんなんだからごめんけど離れてあげられない。」
うっすらと目を開け春樹の顔を見ると今までに見たことがないような怖い顔でこちらを見つめていた。戻りたくない。怖い。このまま裕太の所にいたい。そう思った。声にならない声で私は、
貴「ゆ、た、、助けて、お願い。もう私ダメ無理、嫌だ…嫌だよ…」
そう言うと裕太は驚いた顔をした。
裕「俺はAの幼馴染なんです。今日は申し訳ないけどAを実家まで送ります。」
「何言ってんだよAは俺と帰るんだよ。」
裕「いい加減にしろよ。Aの事こんなんにしといてそれでも連れて帰るって言うなら警察呼ぶけど。」
裕太は春樹を睨んだ春樹は舌打ちをして元きた場所を戻って行った。
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作者名:とまと | 作成日時:2019年8月6日 8時