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毎日 ページ42

あれから2ヶ月が過ぎた。奈々と春樹とは会っていない。連絡もなんだかし難くて、奈々とのトーク画面を開いては閉じての繰り返しだった。

裕太は私をバイト先まで迎えに来ることは変わらず続けてくれている。夏が終わりもうすぐ冬が訪れる。

この2ヶ月で変わったことといえば

「じゃーーん!!」

貴「美咲どうしたの笑 近すぎて見えない」

「彼氏ができたの!」

貴「えっ!!彼氏!?いつの間に!?」

美咲は照れくさそうに笑いながら、つい先週、出会いは飲み会だったという。
大学のサークルと飲み会をしたそうだがその大学は裕太と同じ大学だった。

「この人!!この写真の右から2番目!」

写真をのぞき込む私、…どこか見慣れたような人だった

貴「…名前は?」

「宮田俊哉君です!!!」

貴「ふあ!?!?」

「えっ、Aどうしたの」

宮田俊哉って宮田くん…だよね。写真を何度見ても同じバイト先の宮田くんが

貴「この人…私のバイト先の先輩…笑」

美咲は思わぬ私の発言に驚いていて宮田くんについて詳しく聞いてきた。裕太と友達の事も話して
裕太との事で色々助けて貰ったことも。

「やっぱり思った通りいい人なんだな〜」

写真を眺めながら美咲は口元が緩んでいた。

貴「幸せにしてもらうんだよ美咲!!」

「ふふありがとう。Aこそだよ」


今日はシフト提出をしに行く日だから一緒に行くかと美咲に話すと嬉しそうに私についてきた。

ガラッ

貴「お疲れ様でーす」

宮「お疲れ様〜ってAさん!って美咲ちゃん!?なんで!?」

宮田くんは驚いていた。美咲も照れくさそうに私に隠れる

貴「宮田くんまさか美咲と付き合ってたなんてビックリしましたよ〜。ほら美咲!」

美咲を私の前にたたせ2人は向かい合っている。ただ2人で見つめあって恥ずかしそうにしている

…可愛いかよ。
思わず出てしまいそうになった言葉を抑えた。シフト提出してくるから待っててと美咲に告げ私は裏へ入っていった。

2人が話しているのがかすかに聞こえる

宮「まさかAさんと友達なんて本当に世間は狭いな〜」

「そうですね。今日もアルバイトですか?」

宮「今日はシフト出しに来ただけだよ。…もし良かったら一緒に帰らない?」

美咲は嬉しそうに答えていた。私が裏から戻り、お先に〜と告げ外に出た。

親友が結ばれて暖かい気持ちになったと同時に裕太に会いたくなった。
私は小走りで裕太の家に向かったのだ。

寒さ Yuta Side→←歩み Yuta Side



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設定タグ:キスマイ , Kis‐My‐Ft2 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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作者名:とまと | 作成日時:2019年8月6日 8時

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