空を呑む。29 ページ32
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『俺の"ユニーク魔法"があったとしても、そんな大人数にかけていられない。決闘の前後が限度です』
『それで十分です。必要であればこちらで忘却処理を行うので』
『……わかりました、もしものためにイデアにも協力を仰いでおきます』
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__さて、イデアには許可をとったがどうしようか。
「(被害を最小限にするためにも、鏡に魔法をかけておくか)」
"ユニーク魔法"を使ってもいいが、何かあったときのために温存しておくべきだろう。
ハーツラビュル寮生以外への認識阻害……決闘のことは知れ渡っているかもしれないが、時間稼ぎにはなるはずだ。
「(__俺の魔法は生半可な魔法じゃ解けない)」
「あ!? この前食堂で魔法を使っていたやつなんだゾ!」
突然聞こえてきた声に振り返ると、ハーツラビュルの腕章をつけた2人と何の腕章もつけていない生徒、耳から炎がでているモンスターの姿がある。
「君たちは……シャンデリアを壊した2人と噂の監督生か。そこのモンスターは誰かの使い魔?」
「やっぱ俺たちってその覚え方されてるのね……」
「ふな〜! オレ様は使い魔なんかじゃないだゾ! 偉大な魔法士グリム様だ!」
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彩崎葉(プロフ) - 暁月さん» コメントありがとうございます! そう言って頂けて嬉しいです。応援ありがとうございます、頑張りますね! (2020年5月7日 18時) (レス) id: 1804e781e9 (このIDを非表示/違反報告)
暁月 - 夢主君の性格がドストライク…!!更新頑張って下さい、陰ながら応援しております…!!! (2020年5月3日 9時) (レス) id: b7a49d6e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩崎葉 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ksmkrn12211/
作成日時:2020年4月14日 23時