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野「あ、少し待って。」



そう言うとスマホを取りだし、誰かに電話をし始める野薔薇ちゃん。




野「あ、もしもし伏黒?」



伏黒ぉおぉおおお!!!!
もしかして野薔薇ちゃんと別行動とかしてたんかぁぁぁあ!!!

野薔薇ちゃん一人だと思ってたぁぁぁぁあ!!!


野「〜あ〜それで〜うんうん。」



今思った。私ここに来てから叫んでばっかじゃん。
少し大人しくしとこ。



「…………………(野薔薇ちゃんが電話終わるの待ってる)」



野「うん、そう。(なんか急に動かなくなったわね。)」

※Aは気づかない内に跳ねたり走ったりしていたみたいです。



野「私の同級生の奴が来るからもう少し待ってて。」



「はい。」







数分後




恵「来たぞ。」



「伏黒ぉぉおぉぉお!」



野「………」



恵「…釘崎。こいつ何。」



野「ここで傷だらけでつっ立ってたのよ。」


恵「なんで浴衣なんだ?今夏じゃないよな。」



私は気付いた。今、浴衣を着ていること夏では無いこと、そして傷だらけのこと。









……………………………!?



「傷だらけぇ!?」



ヘナヘナとその場に倒れこむ。

私疲れてたんだな。



野「とりあえず、硝子さんとこ連れて行きましょ。」


恵「そうだな。」

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作者名:りんじゅ | 作成日時:2021年4月11日 13時

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