ソロ ページ44
俺が歌うのはド定番の
【愛しい人へ】
なんでこれなんだって言われたら
Aに出会ってAを好きだって気づいた時
俺の頭に流れたのはこの歌だったから。
だから、俺はAに向けて歌う。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
はちきれそうになって＿＿。
〜離さないお前だけは。
《詳しい歌詞は"愛しい人へ"参照。》
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
歌い終えると、メインのことをしなくちゃ。
「えー、僕がこの曲を歌ったのには理由があります。ひとりの人に向けて歌いました。その人をステージに呼びたいと思います。A。来てくれねぇかな。」
すると、目の前に立っていたAが露骨に驚いた表情を見せる。
おいでと手を貸すと、華奢な腕が俺の手のひらに預けられる。
ステージにあげると、俺は続ける。
「俺がお前と出会って、お前のことを好きだって気づいた時、この歌が俺の頭に流れたんだよ。本気で惚れた相手なんだと思う。俺は仕事柄、色んな女性と関わるし、色んな場所に行くし、そばにいられるかって言ったらそうじゃないかもしれねぇよ。でもさ、100人の女性に会ったとしても100回告白されたとしても、100回Aを選ぶよ。100人いるうちの1人のAを選ぶよ。そんだけお前が好きだ。お前とFischer'sが居れば俺、なんも怖くねぇし、なんでもできる気がすんだよ。だからさ、俺の彼女になってくれませんか。」
と手を差し出すと、
彼女は口元を抑えて涙ぐんでる。
なのに、
「ちょっと待って…」
声がしたんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
午後の紅茶 - 面白かったです! (2018年8月5日 22時) (
レス) id: adc547b84a (このIDを非表示/違反報告)
サウザーテ - シルクがただただかっこいい！ (2018年7月8日 20時) (レス) id: 60a3c2e8e3 (このIDを非表示/違反報告)
TOMATO(プロフ) - お金払って歌詞出すって凄いですねっ！面白いです！ (2018年4月22日 8時) (レス) id: bddb6e6294 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - 実在する人物が登場しますので、オリジナルフラグを外して下さい。このまま更新を続ける場合、違反報告させて頂きます。 (2018年3月11日 2時) (レス) id: e536c968fe (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になるのならオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月9日 22時) (レス) id: 4dbca06256 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：uekoosan | 作成日時：2018年3月9日 22時
